「リップヴァンウィンクルの花嫁」映画とドラマ動画は何が違う?岩井俊二作品/勝手に感想ブログ

U-NEXT

今回は「リップヴァンウィンクルの花嫁」の感想です。

この作品には映画(劇場版)とドラマ(全6話)があります。

岩井俊二監督と黒木華、綾野剛、Coccoという豪華な顔ぶれが揃いました。

これはもう観るしかありません!!

岩井監督の映像の撮り方は独特で、役者の方達がとても自然体に見えます。

演技しているんだけど、こっそり見ているような不思議な感覚になります。

 

ジャンルは「ミステリー」になっていますが、一人の女性の成長の物語です。

映画もドラマも同じ物語ですが、編集の違いにより受け取り方も変わる内容になっています。

ume
ume

見比べるのも面白いですよ。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」はどこで見れる

neko
neko

できれば無料で見れたらいいな〜

「リップヴァンウィンクルの花嫁」は下記の動画配信サービスで見ることができます。(2020.3月)

U-NEXTNetflixhuluAmazonプライム
映画(劇場版)△(レンタル)
ドラマ(全6話)×△(レンタル)
月額料1,990円800円〜933円500円
お試し期間31日間現在停止中14日間31日間

表を見てもわかるようにどれも月額料が発生します。

しかし無料で見る方法があります!

それはお試し期間を利用することです。

Netflixは現在お試しを停止しているため、初月から月額料が発生します。
Netflix以外はお試し期間がありますので無料で見ることが可能です。期間はバラバラなのでしっかりとチェックしてください。
岩井俊二作品を無料でイッキ見するのであればU-NEXTの一択ですよ。
huluでは映画(劇場版)しか配信されておらず、Amazonプライムはレンタル料が別途発生します。
Netflixは映画もドラマもどちらも配信していますが、他作品は「スワロウテイル」のみと少ないです。
U-NEXTは人気の岩井俊二作品をほぼ見ることができます。
代表作「スワロウテイル」「花とアリス」「リリイ・シュシュのすべて」の他にも配信されています。
月額料が高いと心配しているかもしれませんがU-NEXTは1200ポイント毎月もらえるので最新作もポイントで見ることができます。(お試し期間は600ポイント)
U-NEXTのわかりづらい部分は見放題とポイントを使ってみるものがあるというところですね。
最新作はポイントでの視聴となることが多いです。
しかし岩井俊二作品はポイントは使わずに見放題になっています。
そして31日以内に解約すれば一切お金はかからずに見ることが可能です。
この機会に岩井俊二ワールドを堪能してみませんか?
ume
ume

U-NEXTは雑誌や本も見れちゃうよ!

「リップヴァンウィンクルの花嫁」あらすじとキャスト

あらすじ

SNSで知りあった鉄也と結婚した派遣教員の七海は、結婚式の代理出席を何でも屋の安室に依頼する。だが、新婚早々に鉄也の浮気が発覚し、家を追い出された七海は安室の紹介を受け、住み込みのメイドとして働き始める。そこで七海は同僚の真白と出会い…。U-NEXTより抜粋)

ちなみにリップヴァンウィンクルの意味は知っておいた方が面白いです。

アメリカの短編小説の主人公の名前が「リップヴァンウィンクル」です。

この小説、アメリカ版浦島太郎のような内容になっています。アメリカ英語では「時代遅れの人」、「眠ってばかりいる人」を意味する慣用句にもなっています。

題名の意味を知るとさらに物語に思いを馳せることができますね。

キャスト

皆川七海(演/黒木華)

東京に住む普通の女の子。教師しているけど仕事への情熱もなく、自信もなく、声も小さい。フワフワして飛んでいきそうな雰囲気です。

黒木華さん!めちゃくちゃ可愛いです。ドラマを見てファンでしたが、この映画でさらに好きになりました。透明感があって声も綺麗で引き込まれます。

 

安室行舛(演/綾野剛)

何でも屋であり、役者であり、いくつもの顔を持つかなり怪しい男。「アムロゆきます」って名前に思わず笑ってしまいました。

綾野剛さんの舌足らずな喋り方が好きです。「コウノドリ」の役も素敵でしたが、こういう謎な怪しい男もいいですね〜。何をしてもカッコいい。テキパキとこなす姿が良かったですね。

 

里中真白(演/Cocco)

AV女優をしている。情熱的で謎めいた女性。とにかく目力がすごい!!

Coccoが出ていると知らずに見て、ちょっとびっくりしました。演技うまいですね〜。情熱的で謎めいた感じがとても似合っていました。Coccoの歌、好きです!!!

映画とドラマの違いは?

映画は2016年3月26日に公開され、ドラマは2016年4月1日に放送されています。

映画が約3時間、ドラマは1話40分ぐらいで全6話。

ドラマがノーカット版なのかな?と思っていましたが違いました。

映画では大事なシーンがドラマではすっぱりとカットされています。

個人的には映画を見てからドラマをオススメします。

私はドラマを見て映画だったのですが「ん??」と思うとこが何箇所かあって、それはドラマ版ではカットされていたようで映画を見たら解決しました。

どういう意図があってカットしたのか気になるところですね。

全体的に伝えたいことがドラマと映画では違うように感じました。ラストの部分は結構重要なシーンがカットされていたので見比べるのも面白いですよ。

「リップヴァンウィンクルの花嫁」の個人的感想(ネタバレあり)

勝手に評価しています。

個人的評価 ★★★★★
とりあえず、かなりオススメの映画です。とても心地の良い余韻が続きます。謎な部分や気味が悪いなって思う部分もあるのですが、それを打ち消すほどの心地よさがあるのです!!

自分がない、無個性のヒロイン

リップヴァンウィンクル公式サイトより

主人公の七海のふわふわした感じ、透明感、流されていく感じ、どんどん引き込まれていきます。

岩井俊二監督が黒木華をイメージして書き起こした皆川七海というだけあってピッタリな役です。

人によっては七海のフワフワしたはっきりしない感じにイライラする人もいると思います。

無個性である七海がどのような女性に変わっていくのかが見どころですよね。

個人的には黒木華の声もとっっても可愛くて最高に癒されます。

SNSを肯定も否定もしていない

この映画、ドラマはSNSについても取り上げています。

主人公の七海はLINEのようなTwitterのような架空のSNSを使って色々と発信しています。

結婚相手もお見合いサイトで見つけました。

「ネットで買い物をするようにあっさりと手に入ってしまった・・」

仕事も恋愛も情熱的になれないというか本気になれないという七海の気持ちが伝わってきました。

自分がどんな恋愛をしたいという欲求もないからSNSであっさりと結婚相手を決めてしまう。

ここにも七海の『自分がなさ』が出てきてしまいます。自分がないからこそ誰でも良いから結婚したかったんだと思います。

そしてランバラルという人物から結婚式の親族のサクラを紹介すると言われた時も「なんか怪しくない?」という七海の不安に対して「大丈夫、私が保証する」というランバラルの言葉であっさりとランバラルの紹介相手に会ってしまうあたりが危なっかしくフワフワ感MAXですよね。

猫の耳のような被り物はSNSのアイコンです。

七海が白い猫の被り物をかぶって立っている姿が印象的ですが、これもアイコンの中身は?という考えさせられる表現になっているのかなと思いました。

安室の存在がミステリー

リップヴァンウィンクル公式サイトより

ランバラルから紹介された何でも屋の安室。

完全に怪しい男ですよね。夫の浮気相手の恋人役と話しているときなんて別人ですもんね。

安室自体が役者であって、本性は不明という設定だと私は思っています。七海のSNSでの知り合い「ランバラル」の友達って安室は行ってますけど、浮気相手の恋人役の男が「ランバラル!」って呼びかけてますよね。ってことは安室がランバラル?

「僕がその気になったら、皆川さん1時間もあれば落ちますよ」「その気があるから落ちるんです」「あなたが詰めたんですよ、この距離」と言ったところ。あのシーンは人と人の無意識の部分を突かれている感じがしました。

そしてどこから安室が関わっているのか分からなくなるミステリー。考えだすとゾワっとしますね。

それにしても安室の全ての行動や話し方が演技に見えてくる演技をする綾野剛はすごいですね!

嘘で塗り固められた世界

親族の人数合わせにサクラを使う七海。離婚後は逆に自分がサクラになります。

嘘で塗り固められた結婚式。新郎の親族や友人は全て偽物。すごい世界ですよね。

この嘘だらけの世界もこの物語のひとつのテーマです。

何が本当で何が嘘なのか、安室もそうですがどこまで本物でどこから演技なのか・・

でも嘘でも演技でも周りが幸せだったり、救われるのであればそれでいいのではないかと思いました。

考えさせられますね。

真白の心の弱さ

リップヴァンウィンクル公式サイトより

真白の自由さとにやられましたねー。

自由奔放のようだけど危うくて儚くて・・・。

真白が死ぬ間際にドレス着て七海とベットの上で話している会話は胸がギューッとなるような真白の弱さや純粋さが痛々しかったです。

真白の「優しさや好意はお金で買わないと自分が壊れちゃう」っていうのはとても印象に残っています。

七海と真白はお互いを必要としあっている。
素敵なシーンでしたね。

ラストは七海の成長を感じた

真白の母に会うシーンは良かったですね。人によって受け取り方も様々だと思います。
私は安室の嘘っぽい演技で母の悲しみを浄化させようとしてるのかなと思いました。
安室はしっかり真白の遺産のお金ももらってますし。
母も母なりに辛い思いをしてきて、でも娘の気持ちをわかってやれなくて。
安室と七海とで母に寄り添うことで七海も何か吹っ切れたような感じが伝わってきました。
最後のシーンで安室に握手を求め、大きな声で「ありがとうございました!」という姿は最初の七海とは別人のようです。
ume
ume

七海の顔がすごくグッときました!

みんなの評価は?

ではTwitterからみんなの評価を見ていきたいと思います。

ume
ume

ぴったりくる感想です!

まとめ

映画とドラマであればまずは映画を見ることをオススメします!

ドラマは真白と七海の関係があやふやで、真白の思いや七海の真白への想いなどがしっかりと描かれていません。観る人に委ねるって感じですかね。

その点、映画は二人の関係をより深く感じることができました。

どちらにせよ岩井俊二監督は素晴らしいです!一気にファンになりました。

そして黒木華の透明感は凄まじい。

ぜひ岩井監督と黒木華の相乗効果でつくり上げる「リップヴァンウィンクルの花嫁」を見てください。

ume
ume

たちまちファンにもなりますよ。

\岩井俊二監督作品を一気見するなら・・/

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました