「ブラック・ミラー シーズン1」不気味だけどリアルなドラマ!/主婦の感想ブログ

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今回はNetflixオリジナルドラマ「ブラック・ミラー」のシーズン1のあらすじと感想です。

気味の悪さがあるこのドラマ。

「世にも奇妙な物語」に似た感じでオムニバス形式になっています。

「世にも奇妙な物語」はファンタジーも含んでいますが、「ブラック・ミラー」はさらに皮肉たっぷりの近い未来を描いています。

そして現代のリアルな問題も盛り込んでいます。

見た後は良い意味でも悪い意味でも余韻が残ります。その皮肉をたっぷりなメッセージを自分なりに考察するのも楽しいですよ。

今回はシーズン1について書きます。

好き嫌いの分かれる「ブラック・ミラー」。ヘビーすぎて見終わったら落ち込むことも度々です。見る際は覚悟して見てください。

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勝手に採点しています。参考程度に見てください。

「ブラック・ミラー」について

2011年からイギリスで放送されているドラマです。

2015年からNetflixで配信が開始されました。現在シーズン5まで配信されています。

シーズン3からはNetflixオリジナルとなっています。

制作者のチャーリー・ブルッカーはこのようにコメントしています。

番組の内容と構造に関して「それぞれのエピソードは異なるキャスト、異なる設定、異なる現実ですが、私たちが不器用であるならば、それらのエピソードは私たちの今の生き方、そして私たちが生きるであろう10分後を表している」と話している。Wikipediaより引用

批評家からも称賛を受けており、アメリカを始め国際的に関心が高まっています。

様々なところでランク付けをしており、作品によってクオリティーの違いがあるのも面白いところ。

そして見た人の感想もそれぞれ違って面白い。自分の中で落とし込めた後は「みんなはどう思ったのかな〜」と検索してしまいます。

シーズン1−1『国家』

あらすじ

イギリスの首相が主人公。話は国民に人気のスザンナ妃が誘拐されたところから始まります。

犯人の要求は衝撃的なものでした。

極秘に事件解決を進める政府ですが、YouTube、ツイッターを使い拡散された情報によりあっという間に全世界に広まります。

世論は初めは首相に同情的ですが、次第に批判的な意見に変わります。首相はその要求に従うしかありませんでした。

面白半分で煽っていた世論が、首相がその要求を実際に行ったことで顔を曇らせ、しかめ面に変わり、涙を流す者、凝視する者、目を背ける者・・と変わっていきます。

その要求とは・・?そして犯人は・・?

評価と感想(少しネタバレあり)

恐怖度 ★★★★☆
サスペンス★★★☆☆
考えさせられる★★★★☆
コメディさ★☆☆☆☆
感動度   ☆☆☆☆☆

SNSの情報の速さと現実を非現実なものとして捉える人々の怖さを感じるドラマでした。私も初めは冗談でしょ?と面白半分で見ていました。コメディなのかな?と勘違いするほど。

でも実際はとても生々しくて目を背けたくなるものでした。

犯人と直接話すこともなく、実際にいるのかも、それが真実なのかも分からないまま、Youtubeの映像で政府と国民、そして世界中が混乱を引き起こしました。

そして実際にその要求を行うわけですが、その要求をする前に人質は解放されているというなんとも皮肉なものでした。

政府の情報収集や解決能力ってそんなものなんですかね・・。完全に犯人に踊らされてます。政府を皮肉っているように感じました。

SNSがもたらす群衆の行動や全世界を巻き込んで混乱させることができるという恐怖を伝えたドラマでした。

第一話でこの内容・・後味の悪さに度肝を抜かれました。

実はこの話は2011年に制作されていますが、2015年にデービットキャメロン首相が実際に似たような内容のスキャンダルで大きな非難をあびています。製作者はスキャンダルとは関係はないと言っていますが、酷似していて怖いです。そのためこのエピソードは英国民には評価の高い作品だそうです。

シーズン1−2『1500万メリット』

あらすじ

ビングという男性が主人公のドラマです。一面が液晶画面に覆われた部屋で暮らすビング。液晶画面には広告が流れ、朝になると偽りの朝らしきアニメ映像が流れる。

ここは徹底した管理社会。

何をするにも「メリット」という電子通貨が必要になります。液晶に流れる広告も見ない選択をすればメリットが減っていきます。

この「メリット」を増やすには、ジムのような場所でひたすら自転車を漕ぐこと。自転車を漕ぐことで電力を発電し、その報酬として「メリット」をもらえます。
ある日、新しく21歳の女の子、アビが加わりました。歌声をたまたま聞いたビングはオーディション番組への出演を勧めます。
出演するには1500万メリットが必要です。ビングはその出演料を出すので出演するように説得します。

このオーディションに合格すれば一生自転車を漕がなくていいのです。自分のチャンネルを持つことで自由な生活を手に入れることができるのです。
そして、アビは出演を決めます。

しかしアビは想像もしなかった恐怖の自由を手に入れることになります。

ビングはアビが思ってもいない方向で自分のチャンネルを持ったことで精神が崩壊します。

自分のせいでこんなことになってしまったのか責めます。そして新たに1500万メリットを必死で貯めて自分がオーディションに出演することにしました。

果たしてビングはどうなるのか・・・?

評価と感想(少しネタバレあり)

恐怖度 ★★☆☆☆
サスペンス★★★☆☆
考えさせられる★★★★☆
コメディさ★☆☆☆☆
感動度   ★☆☆☆☆

前半は黙々とビングの生活が描かれており、どういう社会でどういう暮らしなのかわからないまま映像を頼りに理解していきました。

一つのビルなのか建物に皆が暮らしており、自転車を漕ぎ発電を仕事とするものや掃除をするもの、空調管理を仕事とするもの色々といるようです。部屋の階数によって階級が分かれています。

何人ぐらい暮らしていて、どんな仕事があるのか詳しい設定はわかりません。

ビングが「偽りの世界」と何度も言いうように食べ物や服装、景色全てが偽りの中で生活をしています。

皆の楽しみは自分のアバターにおしゃれな服を着せたり、アプリを買ったり、ゲームをすることが唯一の娯楽です。

この社会に対して様々な疑問が湧いてくるのですが、最後まで詳しい説明や描写はありませんでした。

死んだ目をして暮らしていたビング。

初めて本物だと思ったアビの歌声にビングは希望を見出しました。しかし、その歌声もこの社会が奪ってしまい、怒りを爆発させます。

このドラマはオーディション番組を皮肉っています。アメリカとかでよくやってるオーディション番組。大げさで審査員も偽物感たっぷり。

しかしそのオーディションを受けないと新たな生活は手に入れることが出来ません。一生自転車を漕ぐ生活です。

最後にビングは新しい自由を手に入れましたがこれも偽りの自由です。大きな窓に映し出された大自然を見ながら物語は終わります。この自然自体も私の目には偽りに映ったのですが、この最後の映像は本物か偽物か議論が沸き起こったようです。

最後のこの映像に作者の言いたかったことが詰まっているような気がしてなりません。

「偽物」と「本物」の境目は曖昧です。本物と思っていても偽物かもしれない。

このような社会はすぐこそまで来ているのかも・・とジワジワと思わせる作品でした。

シーズン1−3『人生の軌跡の全て』

あらすじ

時代設定は近未来。リアムという男性が主人公です。

多くの人が自分の記憶を全て録画再生できるチップを体に埋め込んでいます。数分前の出来事、数週間、数年前の出来事を再生することができるこのチップは手元のリモコンのようなもので操作します。テレビに映し出すことも可能です。

ある日、ジョナスのパーティに誘われたリアムと妻のフィオナ。

ジョナスとフィオナがいい感じなのを感じ取った夫のリアムは嫉妬に駆られます。

そしてそのチップで過去を再生しながら妻を追い詰めていきます。

夫婦喧嘩からチップのせいで知らなくてもいいことを知ってしまいます。

リアムとフィオナはどうなってしまうのか・・?

評価と感想(少しネタバレあり)

恐怖度 ★★☆☆
サスペンス★☆☆☆☆
考えさせられる★★★★☆
コメディさ★☆☆☆☆
感動度   ★★☆☆☆

一言で言うと、リアムの嫉妬心こわすぎ・・。

そしてこのチップ、とてもよく出来ていて近い将来実現しそうです。

チップさえあれば、勉強も1回してしまえば全て記憶されるし、何でも1回体験してしまえば何度も擬似体験ができるわけです。

チップを再生している時は黒目がグレーになり、ちょっと怖いです。そしてリモコンをなくしてしまったら大変だな・・なんてどうでもいいことを考えてしまいました。

飛行機に乗る時もそのチップを出国審査で再生し、怪しい人物と会っていないか確認していました。警察を呼ぶ時もチップ再生をしないと相手にしてもらえません。

しかしこのチップ、義務付けされているものではなく、チップ断ちをする人も多いのだとか。チップを絶って「自由になれた」と言う女性も出てきます。

忘れない機能というのはとても魅力的ですが、逆に過去に縛られてしまうのも事実です。

そしてリアムのように嫉妬心や不安を抱えた人物が使うとさらにその嫉妬や不安が加速します。一人で悶々と画像をチェックし、この表情はどういう意味の表情だ?なんて考え出したら止まりません。

そして自分と妻を追い詰めていき、結局は元に戻れないところまで行ってしまう。

忘れること(忘れたいこと)、ちょっとした嘘や秘密など生きていくには必要なことなのだと感じさせる作品でした。

「ブラック・ミラー」を見るには?

ブラック・ミラーはNetflixで見ることが出来ます。

現在お試し期間が停止しているため、無料で見ることはできません。

登録するしかないのですが、Netflixは他にもオススメのドラマが多いので気になるようであれば入会してみてくださいね。

Netflixはこちらから

Netflixの3つの価格設定
・ベーシック・・・800円/SD画質/視聴可能1台
・スタンダード・・1,200円/HD画質/視聴可能2台
・プレミアム・・・1,800円/UHD4K画質/視聴可能4台

最後に「ブラック・ミラー」の口コミを。

ブラック・ミラーは好き嫌いが分かれるドラマです。

そしてブラック・ミラーファンはそれぞれ好きなエピソードがあります。

ぜひこの機会にどうぞ!

 

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