軽度の自閉スペクトラム症とは気付かずに・・5歳の時の息子の様子

子育て
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長男は発達障害です。

不安が強く、場面緘黙症の症状が出ています。

場面緘黙症についてはこちらに書いています。

今回は緘黙症と少し切り離して、自閉症スペクトラムに焦点を当てて長男の症状と併せてみようと思います。

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自閉症スペクトラムって?

私たちは長男が家で話せるのに、外では会話ができないことから場面緘黙症だけを疑っていました。

なので自閉症スペクトラムと診断された時はちょっとびっくりしたのもありますが、妙に納得した記憶があります。

自閉症スペクトラムとは、典型的な自閉症の症状がなくてもそれに似たいくつかの症状があった場合の発達障害の一部です。

前はアスペルガー症候群、高機能自閉症と分けて読んでいましたが、今はまとめて「自閉症スペクトラム」と呼ばれるようになりました。

自閉症スペクトラム障害や自閉スペクトラム症、自閉スペクトラム、自閉症連続体、自閉症スペクトルともいうようです。障害ではなく症であることが重要なことから『自閉スペクトラム症』が学界の推奨する呼び方のようです。

典型的な自閉症の症状がなくてもそれに似たいくつかの症状があった場合というのは・・

言葉の遅れ・・・その年齢で当然できると思われる程度の言葉を使ってのコミュニケーションを保つことができない状態。

対人関係の障害・・・人に対する関心が弱く、他人との関わりやコミュニケーションに独特なスタイルがある。曖昧な表現などは理解が出来ず、臨機応変に対人関係を築くことも難しい。

独特のこだわり・感覚過敏・・・特定の物事に強いこだわりを示す。自分の関心があることや自分のペースを維持することを優先する。感覚にもかたよりが見られる。

息子の場合

言葉の遅れ

言葉の遅れについては言葉を発し始めるのが少し遅れましたが、その後はどんどん言葉も覚え、3歳では特に遅れているということはありませんでした。

吃音は3歳ごろに半年間ほどありました。

対人関係について

対人関係については他人の大人とは目もあまり合わせず、話しかけられても聞こえないふりをするか首を振って対応していました。

特定の友達のみ心を開いていましたが、基本的には誰に対しても受け身でした。

こだわりの強さ

こだわりも強く、電車のおもちゃは塗装が剥げるまで何年も持っていました。

3歳ごろ、そのおもちゃを電車に忘れたことがあって、軽くパニックになりました。

鉄道会社に連絡して探してもらいました。結局椅子の隙間に落ちていて手元に戻り一安心した記憶があります。

プラレールのような大きめの電車のおもちゃを動かして遊ぶ時は、寝転がって横から眺めていました。

プラレールを座って遊ぶことはなかったです。

車輪が動くのを見ているのか、地面に顔をつけていつも遊んでいたので面白い見方をするんだなーと思っていました。

おもちゃを並べるのも綺麗に感覚をあけて並べるのが好きでした。

それにはルールがあるようで細かく微調整をしている姿が可愛かったです。

特定のことへの集中力

今でも集中力はあり、好きな漢字を夢中で書いている時は2時間ぐらい集中して書いています。

辞書を片手に図形を描くように難しい漢字を書きます。形を見ているようなので、書き順などは指摘せずに好きなように書かせています。

体の動かし方

体の動かし方も独特でした。

体の芯がないような、くねくねした動きをよくしていました。

このくねくねする動きは慣れない場所に行った時もよく出ていました。

泣いたり嫌がったりするわけでもなく、初めていく場所に不安があるのか、飽きてくると出てくるのか理由はわかりませんでしたが、くねくねして床に寝転んでしまったりすることがよくありました。

姿勢も良くなく、じっとしていることができませんでした。

通級の先生に相談したところ、発達障害の子供は体幹が弱い傾向があると教えてもらい、体幹を鍛えることを勧められました。

意識的にトレーニングすることで、2年生ぐらいから改善されてきました。

小学生になり興味のない授業の時は目線のところまで手と手を上げて、ぶつけ合わせて戦いごっこを一人でしたりしていたようです。周りが見えなくなるぐらい手遊びに集中することもあり、よく先生に指摘されました。

 

子供への対応の仕方

このように、特定のことに集中力を発揮したり、逆に興味がないと全く集中できなかったり、変わった目線からおもちゃを観察したり、体幹が弱かったり・・・

なんで?と思っていたことが診断があったことで少し理解できるようになり、対応の仕方が分かったというのはとてもスッキリとしました。

自閉症スペクトラムには二つのスキルを身につけることが大事と言われています。

自立スキル

得意なこと、苦手なことを理解し、できることを着実にこなすスキルです。苦手なことやできないことは本人から「できない」ということで無理にさせるようなことはせず、成功体験のみを積み重ねていきます。自信と自己肯定感をつけることが大切です。

ソーシャルスキル

自分のできるやり方で人に相談するスキルと、社会のルールを順守するスキルです。周りの空気を読んだり、臨機応変に対応することは苦手ですが、きちんと説明をされ自分が納得しているルールや決まり事を守ることは得意です。家や学校での決まり事やルールをきちんと教えることは大切です。急なルールの変更は混乱するため、本人が納得するように前もって説明するようにしましょう。

 

そのほかにそれぞれの子どもの特性にあわせたサポートも大切です。

息子の場合は、絵の模写は得意ですが何かをイメージしながら絵を描くことがとても苦手でした。

何を書こうか考えて時間が過ぎてしまい、間に合わなくて昼休みに描いたこともありました。

そこで、図工の授業がある時は事前に教科書を見て、何を描くか一緒に考えていました。

そうすることで授業中に何を書こうか悩む時間が減り、時間内で書けるようになりました。

まとめ

診断される前は息子のことがわからないことの方が多く、やって欲しくないことを息子がすると「ダメ!」と大きな声で叱って必要以上に萎縮させてしまい泣き止まなくなったり、「挨拶しなさい!」と必要以上に言って泣かせてしまったり、出来ないことを出来るようにさせてあげたくて無理やりチャレンジさせて怖がらせてしまったり・・・

今思うと可哀想なことをしてしまったと反省ばかりです。

 

早期療育を行うことで、症状が緩和したり、困りごとを減らすことは出来ます。

息子の場合も対応方法が分かったおかげで今は困りごとがとても減りました。

私が特に意識したのは成功体験を積み重ねることでした。

息子の場合は不安が強かったので、この成功体験の積み重ねは本人の自信につながっているのだと実感することが出来ました。

無理にチャレンジさせるのではなく、今できることを少しずつ増やしていく感じでした。

本当に小さな成功体験も多いですが、ゆっくりと確実に自信となって実をつけています。

自閉症スペクトラムの子どもたちは素晴らしい個性をもっています。

凹凸はあるかもしれませんが、その特性をプラスの方向へ伸ばしていくことを一番に考えていきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

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